◇プロフィール  ◇製筆工程

楽々堂の赤ちゃん筆は、『奈良筆』の技術を受け継ぐ筆職人が、全ての工程を一人で作っています。
このページでは、筆職人のプロフィールと赤ちゃん筆の製筆工程を簡単ではありますが、ご紹介します。


筆職人  御堂順暁  (みどうじゅんきょう)




 
1950年(昭25)  1月7日生まれ。杵築高校、龍谷大学・同大学院卒     
1976年(昭51) 4月、奈良の伝統的工芸品功労者(現代の名工)の筆匠
・(故)大田研精師に弟子入りして製筆を学ぶ。
1979年(昭54) 6月、独立して京都にて筆工房・『楽々堂』を開く。
1988年(昭63) 3月、故郷の山香町にUターン。浄土真宗・願教寺の
住職となるが、製筆の仕事も続けて現在に至る。
1994年(平06) 11月、国東半島在住の工芸家と『国東新工会』を結成。
 (以後4年間、会長を務める。平成13年7月、退会。)
1999年(平11) 7月、東京・銀座で『筆の個展T』を開催。
2000年(平12) 5月、杵築市≪お茶処・とまや≫で『筆の個展』を開催。
2001年(平13) 6月、東京・銀座で『筆の個展U』を開催。
2002年(平14) 5月、自宅で絵手紙・木工・写真・筆の『4人展』を開催。
2002年(平14) 8月、現在の新工房が完成。
2003年(平15) 11月、東京・銀座で『筆の個展V』を開催。
2005年(平17) 11月、自宅で『30周年記念・おかげさま展』を開催。
2007年(平19) 12月、ホームページを開設。
2009年(平21)  4月、御堂家二男・尚輝(なおき)、筆職人の道を歩み
始める。筆製作と文字入れなど中心的に携わっている。
                                                                           
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赤ちゃん筆の製筆工程
 
   ここでは、赤ちゃん筆の製筆工程を、写真で少しご紹介します。書道筆をつくる工程と全く同じ
 ですので、記念筆としてだけではなく、実用されても十分使うことのできる筆となります。
     (詳しい製筆工程は、こちらでもご覧になれます ⇒≪製筆工程≫)

髪の毛に熱を加え灰でもみ、脂肪分を抜き、毛を真直ぐにします。 毛先をきれいに揃えます。髪の毛は細いので、揃えるのは大変です。 髪の毛の長さをもとにして、寸法を取り、ハサミで根元を切ります。 水で濡らし固めたものを、台の上でよく混ぜ合わせます。
広げたり、丸め重ねたりして、ムラのないように、何度もクシを入れながら混ぜます。 丸めてコマ(筒)に入れて形を整えます。筆の形になりました。この後、乾燥させます。 根元を糸でくくり、壊れないようにしたものを、軸の中に接着剤で固定します。 お名前、生年月日を刻字します。軸は黒のカシュウ塗りで、文字には彩色します。


 楽々堂は大分県・国東半島にあります。工房付近のトピックスを2つ程     
       
 工房全景 コスモスの季節 工房 玄関口  毎年飛来するアサギマダラ  飛来2回目のコウノトリ

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