JR千里丘駅を降り立つと北西に大きなパラボラアンテナが見えます。この毎日放送千里丘放送センターの東の池の側に緑の松林につつまれた小山があり、山裾からほどよく屈曲した参道に、赤い鳥居が41本山頂まで連なっています。山頂にはささやかな社殿があります。
この社の由緒によれば、もとは「三宅城」の守護神であった「勝秀大明神」を三宅城落城の時、家老高橋政近が奉じて城を脱出し、ここに奉祀したことにより始まるという。
その後、高橋氏の後裔が「勝頼大明神」、「稲森大明神」を合祀し、現在のように稲荷神社となった。
最終更新日: 01/29/05